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「幸せにする建築」
「幸せにする建築」
∵ 先生に質問です。
人びとを幸せにする建築は、どんな建築だとお考えですか?
花木土の時は、どんなことに幸せを見つけて設計をされましたか?
時間ができた時でいいので…お答えしていただけたら幸いです
『本当に君は…』って聞こえてくるんだけど…よろしくお願いします ∵
・・・・・2012年 2月5日10時18分、突然送られてきたメールは、
蒲郡市の花屋さん「花木土」の奥様からでした。
突然で、最初は何のことか意味も分かりませんでした。
しかし、答えようと思うと、意外に難しくて、思わず考えてしまいました。
現実に僕の設計で家を作り、
今まさにその家で暮らしているクライアントからのこの質問ですから、ジタバタできません。
素直な気持ちで当時を思い出しながら、二つの質問には、こう答えました。
人びとを幸せにする建築は、どんな建築だとお考えですか?・・・「心のこもった建築」だと思います。
次の質問、花木土の時は、どんなことに幸せを見つけて設計をされましたか?・・・それは「家族の絆」です。

すぐに、次のメールが届きました。
∵ お元気で生きてて良かったです
昨日も綺麗な満月でしたね・・・天窓から見えて感動です。
早速・・・質問に答えていただき感謝します。
住宅特集の1月号に気になるデザインの家が載っていて買ってみました。
ステキなんですけど何か冷たいっていうか、寂しく感じてしまい・・・
幸せなのかな?と思ってペラペラ眺めていたら
第3回 建築コンクール のテーマが 「人びとを幸せにする建築は何か?」
で、まさしく花木土の家だと思いまして・・・
店兼用だから基準がとおらないかもしれませんし・・・
建築界のことは、よくわかりませんが・・・
目にとまり応募したいと思いました。
「幸せにする建築」は・・・家族や仲間の絆のできる間取りで、安心して暮らせる家だと想います。
部屋を子どもの人数だけ作ってくれたことは、いつでも実家に帰れる場所があることで
子どもにとっては本当に幸せなことなのです。
応募することは可能ですか?
『まったく君は…』 と聞こえてくるんだけど・・・本当に幸せな家だから。 ∵
・・・というメールをいただきました。
まったく知りませんでした。
審査員に中村好文氏/古谷誠章氏/伊礼智氏/を迎え名古屋で開催される、建築コンクールがあることを。
急いで応募の締め切りを確かめました。まだ締め切られておらず応募することができました。
名古屋市東区東桜会館にて今日から、作品展示が始まりました。
日時:平成24年 4月17日〜4月22日(日)まで (午前10時〜午後7時まで)
公開審査は 21日(土)14時〜17時
「幸せにする建築」 人々を幸せにする建築とは何か?
建築の原罪に迫る意識への、重く深く探られる感触に触れることができるかどうか。
とてもいい機会と経験をいただけました。深く感謝します。
「幸せにする建築」http://kenchiku-concours-758n.org/



「幸せにする建築」http://kenchiku-concours-758n.org/
∵ 先生に質問です。
人びとを幸せにする建築は、どんな建築だとお考えですか?
花木土の時は、どんなことに幸せを見つけて設計をされましたか?
時間ができた時でいいので…お答えしていただけたら幸いです
『本当に君は…』って聞こえてくるんだけど…よろしくお願いします ∵
・・・・・2012年 2月5日10時18分、突然送られてきたメールは、
蒲郡市の花屋さん「花木土」の奥様からでした。
突然で、最初は何のことか意味も分かりませんでした。
しかし、答えようと思うと、意外に難しくて、思わず考えてしまいました。
現実に僕の設計で家を作り、
今まさにその家で暮らしているクライアントからのこの質問ですから、ジタバタできません。
素直な気持ちで当時を思い出しながら、二つの質問には、こう答えました。
人びとを幸せにする建築は、どんな建築だとお考えですか?・・・「心のこもった建築」だと思います。
次の質問、花木土の時は、どんなことに幸せを見つけて設計をされましたか?・・・それは「家族の絆」です。

すぐに、次のメールが届きました。
∵ お元気で生きてて良かったです
昨日も綺麗な満月でしたね・・・天窓から見えて感動です。
早速・・・質問に答えていただき感謝します。
住宅特集の1月号に気になるデザインの家が載っていて買ってみました。
ステキなんですけど何か冷たいっていうか、寂しく感じてしまい・・・
幸せなのかな?と思ってペラペラ眺めていたら
第3回 建築コンクール のテーマが 「人びとを幸せにする建築は何か?」
で、まさしく花木土の家だと思いまして・・・
店兼用だから基準がとおらないかもしれませんし・・・
建築界のことは、よくわかりませんが・・・
目にとまり応募したいと思いました。
「幸せにする建築」は・・・家族や仲間の絆のできる間取りで、安心して暮らせる家だと想います。
部屋を子どもの人数だけ作ってくれたことは、いつでも実家に帰れる場所があることで
子どもにとっては本当に幸せなことなのです。
応募することは可能ですか?
『まったく君は…』 と聞こえてくるんだけど・・・本当に幸せな家だから。 ∵
・・・というメールをいただきました。
まったく知りませんでした。
審査員に中村好文氏/古谷誠章氏/伊礼智氏/を迎え名古屋で開催される、建築コンクールがあることを。
急いで応募の締め切りを確かめました。まだ締め切られておらず応募することができました。
名古屋市東区東桜会館にて今日から、作品展示が始まりました。
日時:平成24年 4月17日〜4月22日(日)まで (午前10時〜午後7時まで)
公開審査は 21日(土)14時〜17時
「幸せにする建築」 人々を幸せにする建築とは何か?
建築の原罪に迫る意識への、重く深く探られる感触に触れることができるかどうか。
とてもいい機会と経験をいただけました。深く感謝します。
「幸せにする建築」http://kenchiku-concours-758n.org/



「幸せにする建築」http://kenchiku-concours-758n.org/
団地ストック再生/N
団地ストック再生/N
通りを抜けて、この団地の敷地に入るとすぐに、なんだかとても懐かしい気持ちになっている自分に気づきます。
ここに暮らすみなさんが、にこやかに交わす「あいさつ」・・・・
「おはようございます」「とっても寒いですね」「ありがとう」「こんにちは」・・・・
歩いていてすれ違う人、エレベーターを待っている人。偶然一緒に乗り込む人。先にエレベーターを降りる人。
誰もが、自分以外の、隣にいる人を気遣ってくれています。 みなさんとても素敵な方たちです。

キッチンが設置され、仕上げの工事も進んで、インテリアの雰囲気もだいぶ整ってきました。
玄関を入ると、木の香りがただよっています。広幅のイエローパイン無垢板のフローリングはとても温かく、
素足でも気持ちいいです。

リビングとキッチンを仕切るカウンター高さは、1150mmにしてあります。
キッチンの手元を隠しながら、天井までの目線の抜ける空間で広がりを確保しています。
天井の高さにも一工夫。あえて低く作って、キッチン換気フードの配管スペースを有効に施工することで、
今までの普通だった天井の高さも、何となく高く見えてくるのです。
間接照明もその効果を高め、落ち着いた雰囲気を作り出してくれています。


木製の建具は、オリジナルデザインで出入り口を楽しませます。
この部屋のドアーは、暗くなりがちな廊下にも窓の日差しが届くように、フルーツガラスを切り込みました。
ちょっとレトロな感じがとてもイイんです。
縦や横に組み込まれた細い格子のデザインも、シンプルに組み込み整えています。
鋳物で造られた鉄の棚受けと、床のパイン材の端切れで作ってみた棚も、
みんなでがんばって塗りこんだ味わい深い壁の表情に、とてもよく似合っています。
手づくりの、小さな小さな優しさが、カタチになっているようです。

通りを抜けて、この団地の敷地に入るとすぐに、なんだかとても懐かしい気持ちになっている自分に気づきます。
ここに暮らすみなさんが、にこやかに交わす「あいさつ」・・・・
「おはようございます」「とっても寒いですね」「ありがとう」「こんにちは」・・・・
歩いていてすれ違う人、エレベーターを待っている人。偶然一緒に乗り込む人。先にエレベーターを降りる人。
誰もが、自分以外の、隣にいる人を気遣ってくれています。 みなさんとても素敵な方たちです。

キッチンが設置され、仕上げの工事も進んで、インテリアの雰囲気もだいぶ整ってきました。
玄関を入ると、木の香りがただよっています。広幅のイエローパイン無垢板のフローリングはとても温かく、
素足でも気持ちいいです。

リビングとキッチンを仕切るカウンター高さは、1150mmにしてあります。
キッチンの手元を隠しながら、天井までの目線の抜ける空間で広がりを確保しています。
天井の高さにも一工夫。あえて低く作って、キッチン換気フードの配管スペースを有効に施工することで、
今までの普通だった天井の高さも、何となく高く見えてくるのです。
間接照明もその効果を高め、落ち着いた雰囲気を作り出してくれています。


木製の建具は、オリジナルデザインで出入り口を楽しませます。
この部屋のドアーは、暗くなりがちな廊下にも窓の日差しが届くように、フルーツガラスを切り込みました。
ちょっとレトロな感じがとてもイイんです。
縦や横に組み込まれた細い格子のデザインも、シンプルに組み込み整えています。
鋳物で造られた鉄の棚受けと、床のパイン材の端切れで作ってみた棚も、
みんなでがんばって塗りこんだ味わい深い壁の表情に、とてもよく似合っています。
手づくりの、小さな小さな優しさが、カタチになっているようです。

団地ストック再生/N
団地ストック再生/N
記憶を愉しみに変換・・・
週末の二日間を使って、二つの寝室を、セルフビルド(自主施工)でオリジナルイタリア風塗り壁に挑戦し、家族みんなで仕上げてみました。
最初の仕事は、マスキングです。テープで壁の部分とその他の部分とを区切るように、全て丁寧にマスキングしていきます。この作業は地味ですが、とても大切な作業です。
マスキングが終わると下地の処理です。
今回は元々張ってある壁紙はそのままにしておきます。剥がさずに下地張りとして利用します。寒冷紗テープでボードのジョイント部分や出隅部分を整えます。次にローラーやハケを使ってシーラーを塗布して、壁の下地処理を進めていきます。
古い壁との接着や、ボードのアク等が出ないように、しっかりと塗りました。

リ・クリエーション。
しっかり愉しむことが何より大切なのです。
仕上げのイイか悪いかは問題ではありません。絶対イイに決まっているのですから。
ローラーやコテを動かしながら、ワイワイガヤガヤ。
昔の思い出であったり、これからのことだったり。
普段味わえない集中力が、いつもよりたわいないおしゃべりを、グッと楽しくしてくれるようでとても素敵な時間でした。
みんな無口になってきた時が、自動的に休憩タイムとなります。
これはしっかり、体にこたえるハードワークであることに間違いありません。おやつでリフレッシュ。

重ねられた記憶が、時々の価値観となる。
「やってみたい。」という事はスゴイです。
創造していく、物づくりの楽しさは、現場の職方だけに占有させてしまってはもったいない。
軽く足や腰、肩や腕に感じる疲労感、必ずあります。
でも、いつもそうなんですが、とても塗り方が上手になったころ、全ての壁が仕上がって、仕事が終わります。
ホッとすると同時に、やり切った達成感はいつまでも心の記憶に温かく残っていくと思います。
時と共に味わいが醸し出される手仕事で、その時の自分を塗りこめた「自身の壁」が完成していきます。

記憶を愉しみに変換・・・
週末の二日間を使って、二つの寝室を、セルフビルド(自主施工)でオリジナルイタリア風塗り壁に挑戦し、家族みんなで仕上げてみました。
最初の仕事は、マスキングです。テープで壁の部分とその他の部分とを区切るように、全て丁寧にマスキングしていきます。この作業は地味ですが、とても大切な作業です。
マスキングが終わると下地の処理です。
今回は元々張ってある壁紙はそのままにしておきます。剥がさずに下地張りとして利用します。寒冷紗テープでボードのジョイント部分や出隅部分を整えます。次にローラーやハケを使ってシーラーを塗布して、壁の下地処理を進めていきます。
古い壁との接着や、ボードのアク等が出ないように、しっかりと塗りました。

リ・クリエーション。
しっかり愉しむことが何より大切なのです。
仕上げのイイか悪いかは問題ではありません。絶対イイに決まっているのですから。
ローラーやコテを動かしながら、ワイワイガヤガヤ。
昔の思い出であったり、これからのことだったり。
普段味わえない集中力が、いつもよりたわいないおしゃべりを、グッと楽しくしてくれるようでとても素敵な時間でした。
みんな無口になってきた時が、自動的に休憩タイムとなります。
これはしっかり、体にこたえるハードワークであることに間違いありません。おやつでリフレッシュ。

重ねられた記憶が、時々の価値観となる。
「やってみたい。」という事はスゴイです。
創造していく、物づくりの楽しさは、現場の職方だけに占有させてしまってはもったいない。
軽く足や腰、肩や腕に感じる疲労感、必ずあります。
でも、いつもそうなんですが、とても塗り方が上手になったころ、全ての壁が仕上がって、仕事が終わります。
ホッとすると同時に、やり切った達成感はいつまでも心の記憶に温かく残っていくと思います。
時と共に味わいが醸し出される手仕事で、その時の自分を塗りこめた「自身の壁」が完成していきます。

田んぼに囲まれた見晴らしのいい家
田んぼに囲まれた見晴らしのいい家
「低エネルギーで暮らす日常の生活」
昨年完成したこの家。3.11の大地震は、私たちに日常の生活スタンスの有り様を問い直させています。快適とは何を基準に考えていたのでしょうか。低エネルギーへの日常の見直しは、暮らしの知恵の使いどころがポイント。自然と対峙し暮らしの喜びを見つけることは、現代に暮らす人に欠かせない知恵。
人がする低エネルギー。季節の風が通る。澄んだ空気が流れています。季節を持ち時を迎え愉しむ。自分の思考を大切に、時代を見据えた新たな普通が秩序だてられる暮らしが創造できる、見晴らしのいい家。




時代、世代を棲み継ぐ
父から子へと世代を超えて棲み継ぐ、
「田んぼに囲まれた見晴らしのいい家」 いつも日本の風景、田んぼのある普通の日常の中で時を刻んでいます。
庭を作り、芝を張り、花や木を植え育ててゆきます。小さな畑もつくりました。おいしい野菜をいただきます。
この家に降る雨を溜め、この家を通過する風をコントロールして、いっぱいの自然に触れられる喜びを、無意識の中で温かく記憶しつづけられます。覚えていること、忘れていること、思い出すこと。空気は見えません。でもその心地よさは私たちを刺激し肌感覚、五感は本能として、それを記憶していきます。


2012年3月2日(金)〜4日(日)
「ハウジング&リフォームあいち2012」会場/名古屋吹上ホール
「田んぼに囲まれた見晴らしのいい家」写真パネル出展
「低エネルギーで暮らす日常の生活」
昨年完成したこの家。3.11の大地震は、私たちに日常の生活スタンスの有り様を問い直させています。快適とは何を基準に考えていたのでしょうか。低エネルギーへの日常の見直しは、暮らしの知恵の使いどころがポイント。自然と対峙し暮らしの喜びを見つけることは、現代に暮らす人に欠かせない知恵。
人がする低エネルギー。季節の風が通る。澄んだ空気が流れています。季節を持ち時を迎え愉しむ。自分の思考を大切に、時代を見据えた新たな普通が秩序だてられる暮らしが創造できる、見晴らしのいい家。




時代、世代を棲み継ぐ
父から子へと世代を超えて棲み継ぐ、
「田んぼに囲まれた見晴らしのいい家」 いつも日本の風景、田んぼのある普通の日常の中で時を刻んでいます。
庭を作り、芝を張り、花や木を植え育ててゆきます。小さな畑もつくりました。おいしい野菜をいただきます。
この家に降る雨を溜め、この家を通過する風をコントロールして、いっぱいの自然に触れられる喜びを、無意識の中で温かく記憶しつづけられます。覚えていること、忘れていること、思い出すこと。空気は見えません。でもその心地よさは私たちを刺激し肌感覚、五感は本能として、それを記憶していきます。


2012年3月2日(金)〜4日(日)
「ハウジング&リフォームあいち2012」会場/名古屋吹上ホール
「田んぼに囲まれた見晴らしのいい家」写真パネル出展
団地ストック再生/N
団地ストック再生/N
運河沿いに立つ都心マンションのリノベーションです。
このプロジェクトは、それぞれ別々に暮らしてきた姉妹のための計画です。
自立した職業を持っておられるお二人が、これからここでの生活を安全に、健康で楽しく暮らすためのプログラムとは。一般的な高齢者住宅のように、ただバリヤフリーや、ユニバーサルデザインを施工していけばイイのではなく、さまざまなライフスタイル、その変化を受け止めるプラン、その普遍解、わかっているようでじつはわかっていない高齢化の実像。高齢化する人や暮らしにどのようにフィットしていくのか。
これからのマンションリフォームの普遍解を求めるのではなく、次の世代を生き抜く姉妹のためだけの、素敵な女性像を暮らしに生かす固有解に対応するように発想し、デザインしてみました。

改修前のリビングです。南に面した窓があるにもかかわらず、昼間でもなぜか暗い感じがしています。
広さはあるのですが、落ち着かない印象です。
工事着手、家具も引越して本来のスペースが見えてきました。
和室の畳や古い建具などはずして、現況の建物をしかっり把握し施工手順を練って行きます。

コミュニケーションと空間。会話のキャッチボールがどのように始まって行くのか。
とても見晴らしのいい地上12階での生活はやはり朝の天気の様子からはじまっていくのでしょうか・・・

鉄筋コンクリート造の堅固なマンションでも、大きな室内空間の床を支えるスラブ(床版)は、上下左右の隣室に様々な影響を互いに与えあっています。自分の暮らしや、命は自分で守ることを基本に考えて、ヒノキの柱を組合わせ、これから来るであろう地震に備える免災の意味でも、できるだけ補強して最低限の「安心」を少しでも確保して行きます。

自分の暮らしや、命は自分で守る。
ヒノキの柱を組合わせてパネル化します。天井と床のスラブを支えるように固定します。

自然と同化していく。新しいLDKは木の香りにつつまれて、明るく、さわやかな空間にしたいですね。
今はまだ、現場としての粗雑感が荒々しいですが、ゆっくりと自然と同化できるように、工事を進めて行きます。

運河沿いに立つ都心マンションのリノベーションです。
このプロジェクトは、それぞれ別々に暮らしてきた姉妹のための計画です。
自立した職業を持っておられるお二人が、これからここでの生活を安全に、健康で楽しく暮らすためのプログラムとは。一般的な高齢者住宅のように、ただバリヤフリーや、ユニバーサルデザインを施工していけばイイのではなく、さまざまなライフスタイル、その変化を受け止めるプラン、その普遍解、わかっているようでじつはわかっていない高齢化の実像。高齢化する人や暮らしにどのようにフィットしていくのか。
これからのマンションリフォームの普遍解を求めるのではなく、次の世代を生き抜く姉妹のためだけの、素敵な女性像を暮らしに生かす固有解に対応するように発想し、デザインしてみました。

改修前のリビングです。南に面した窓があるにもかかわらず、昼間でもなぜか暗い感じがしています。
広さはあるのですが、落ち着かない印象です。
工事着手、家具も引越して本来のスペースが見えてきました。
和室の畳や古い建具などはずして、現況の建物をしかっり把握し施工手順を練って行きます。

コミュニケーションと空間。会話のキャッチボールがどのように始まって行くのか。
とても見晴らしのいい地上12階での生活はやはり朝の天気の様子からはじまっていくのでしょうか・・・

鉄筋コンクリート造の堅固なマンションでも、大きな室内空間の床を支えるスラブ(床版)は、上下左右の隣室に様々な影響を互いに与えあっています。自分の暮らしや、命は自分で守ることを基本に考えて、ヒノキの柱を組合わせ、これから来るであろう地震に備える免災の意味でも、できるだけ補強して最低限の「安心」を少しでも確保して行きます。

自分の暮らしや、命は自分で守る。
ヒノキの柱を組合わせてパネル化します。天井と床のスラブを支えるように固定します。

自然と同化していく。新しいLDKは木の香りにつつまれて、明るく、さわやかな空間にしたいですね。
今はまだ、現場としての粗雑感が荒々しいですが、ゆっくりと自然と同化できるように、工事を進めて行きます。



